ほったらかし投資は初心者が始めやすい?おすすめの銘柄ややり方を解説

ほったらかし投資は初心者が始めやすい?おすすめの銘柄ややり方を解説 投資

将来に備えて投資を始めてみたいけど、「仕事や家事で忙しく時間が取れない」と言う方や、「投資って難しそうだし勉強なんてしてられない」という方は少なくないのではないでしょうか。そんな忙しい人や投資初心者におすすめなのが「ほったらかし投資」です。

今回はほったらかし投資と呼ばれる投資法とはどの様なものなのかや、おすすめの銘柄、始め方についてご紹介していきます。

ほったらかし投資とは?

ほったらかし投資とは、初めに投資先や投資をするルール、入金方法などの設定を済ませておき、その後は完全に放置するだけでほぼ自動的に資産を増やせるようにする投資法を指します。

このほったらかし投資の最大のメリットは、投資初心者でも始めやすく、株価などのチャートを見て裁量で判断をする株などの短期取引などに比べてコツコツとリスクも減らしつつマイペースに続けられる点です。

また一度設定を行えば、頻繁にチャートをチェックする必要もなく、忙しくて投資に時間を割けない人にも向いています。

ほったらかし投資先は色々ある

ひとことにほったらかし投資と言っても、その投資先や投資方法は多数存在し、大きく分けて以下の3つあります。

  • 投資信託(つみたてNISA)
  • 不動産投資
  • 自動売買

この中でも初心者に特におすすめなのが投資信託を活用したほったらかし投資です。

今回はこの投資信託のほったらかし投資について詳しく解説していきます。

なぜ投資信託(つみたてNISA)がおすすめなのか

NISA(小額投資非課税制度)は2024年にリニューアルし、非課税期間が無制限になるなどで大きく話題となったので知っている人も多いと思います。

このNISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、ほったらかし投資に向いているのは「つみたて投資枠」です。

積み立ての設定を行えば、毎月一定の金額を自動で積み立ててくれるため、ほぼ自動的に資産形成ができます。

また、積み立てで購入した投資商品は、任意のタイミングで売却することもできるため、住宅ローンの頭金や子どもの教育資金などお金が必要になった時に現金化しやすいのもおすすめできるポイントです。

ほったらかし投資のおすすめ銘柄

NISAのつみたて投資枠を使用したほったらかし投資のおすすめ銘柄をご紹介します。

投資できる銘柄は数多く存在しますが、おすすめなのが「全世界株式インデックスファンド」と、「バランス型ファンド」です。

全世界株式インデックスファンド

全世界株式インデックスファンドは、日本だけではなく海外の先進国、新興国などの幅広い国や地域の株式を分散して投資を行う事のできる商品です。

投資対象となる地域が分散されることにより、急激な価格変動のリスクが抑えられるだけではなく、長い目で見れば成長が続くことが見込まれるのでほったらかし投資にはおすすめです。

バランス型ファンド

ほったらかし投資で、よりリスクを抑えたい場合はバランス型ファンドに投資をすることをおすすめします。

このバランス型ファンドとは、投資対象を株式だけではなく、債券やREITなど幅広く分散させていることにより、これか一つの価格が大きく下がってしまった場合でも他の試算でカバーすることができます。また、定期的に投資先のリバランスをしリスクヘッジが行われるのも特徴です。

ほったらかし投資の始め方とは

ほったらかし投資でNISAのつみたて投資を行う場合は、まず最初にNISA専用の口座を開設しなければなりません。NISA口座の開設は、証券会社はもちろんですが、銀行や郵便局、信用金庫などさまざまな金融機関で手続きできます。

ですが口座を開設した金融機関によって、取り扱っている投資信託商品や最低投資金額などの違いがあるため、事前に調べて自分が投資したい商品はあるのか、投資金額はどうなのかを確認してから口座を開設しましょう。

まとめ

ほったらかし投資は、初めに投資先や投資をするルール、入金方法などの設定を済ませておき、その後は完全に放置するだけでほぼ自動的に資産を増やせるようにする投資法です。そのため、仕事や家事などで投資に時間を割けない忙しい人や、投資初心者にもおすすめです。

ただし、他の投資方法よりも比較的リスクが低い方法ですが、投資の世界に”絶対”はないので、自分で調べて納得する投資先を選びましょう。

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