NISAを始める前に【投資の基本知識】

NISAを始める前に【投資の基本知識】 投資

つみたてNISA とは

つみたてNISA(積立 NISA)とは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています!

つみたてNISAはどのような人向け?

では、実際につみたてNISAはどのような人に向いているのかを考察してみましょう。

投資初心者

つみたてNISAの投資対象は、金融庁が定めた長期の積立・分散投資に適した一定の「投資信託」のみです。投資信託ごとの運用方針に基づいて、専門家であるファンドマネージャーが投資先の選定や運用を行ってくれます。投資家は気になった投資信託の運用方針を確認して、銘柄を購入するだけでOK。そのため、投資初心者におすすめの投資方法といえます。

コツコツ長期的に運用したい方

本来、投資信託を購入・運用する際には手数料がかかります。長期間、手数料が積み重なると運用コストがかさんで利益が薄くなります。しかし、つみたてNISAの投資対象は販売手数料が0円(ノーロード)の商品や、投資信託を保有している期間中の信託報酬が低い商品です。運用コストを低めに抑えることができるため、つみたてNISAはコツコツ長期運用したい方におすすめです。

投資にまわせるお金が限られている方

つみたてNISAは、少額からの投資が可能です。金融機関によっては、最低100円や最低1,000円という少ない資金からでも投資を始めることができます。まとまったお金がなくても大丈夫です。無理のない範囲で始めて、余裕が出てきたら少しずつ投資金額を増やしていくと良いでしょう。

つみたてNISAの始め方

まずは、つみたてNISAを取り扱っている金融機関を探すところから始めましょう。以下、口座開設から実際に投資信託を購入するまでの流れを解説します。

①口座開設

つみたてNISAを取り扱っている金融機関は以下のとおりです。

  • 証券会社
  • 銀行・信託銀行
  • 投信会社
  • 農協
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 労働金庫

つみたてNISA専用のNISA口座を開設する際に、手数料はかかりません。また元々つみたてNISAにはノーロード型、信託報酬の低い商品が投資対象のため、金融機関を選ぶ際には、取り扱う商品数の多さ、最低積立金額の2点を比較すると良いでしょう。口座は各金融機関の窓口で「非課税口座開設届出書」を提出することで開設の申し込みができますが、郵送やオンラインでの申し込みなら自分の好きなタイミングでできるため、おすすめです。

手続きの流れ

  1. マイナンバーカード、もしくは通知カードと本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)を準備。
  2. 申し込み時、「非課税口座開設届出書」もしくはホームページの申し込み画面において、「取引勘定項目」につみたてNISAを選び、口座の種類を「一般口座」もしくは「特定口座」のどちらか(※1)を選ぶ。
  3. 金融機関が申し込みを受けて、口座を開設(※2)。その後、取引のための案内が各金融機関から届く。

※1:「特定口座(源泉徴収あり)」は、金融機関が税金を計算・徴収してくれ、自分で確定申告をする必要のない口座です。「特定口座(源泉徴収なし)」や「一般口座」の場合は、原則、確定申告が必要です。確定申告をする手間が省けるので、投資初心者には源泉徴収ありの特定口座の開設がおすすめです。

※2:各金融機関は申し込みを受けて、二重口座でないことを確認するために、税務署に口座開設の申請を行います。万が一、二重口座だった場合は、新しく開設したNISA口座で買い付けた投資信託は、一般口座で買い付けたものとして扱われるので注意しましょう。

②選んだ商品を購入する

オンラインで商品を購入する場合は、以下のとおりです。

  1. 各金融機関のウェブサイトよりラインナップから積立する投資信託を選ぶ。
  2. 「毎月10日指定で投資信託A、Bに1万円ずつ証券口座より引き落とす」というように、積立タイミング、積立金額、引き落とし方法を選ぶ。
  3. 各投資信託の目論見書・約款を確認し、注文確定ができたら購入完了。

投資信託 おすすめなものは?

つみたてNISAでは、金融庁が指定する約200本の投資信託の中から投資先を選びます。投資初心者の方からは、「銘柄の違いが分かりにくい」「NISA おすすめ 銘柄はどれ?」という声も聞かれますが、人気の投資信託をいくつか紹介したいと思います。

SBI証券

  • 取り扱い銘柄数は170本以上!
  • 毎月100円から積み立て可能!
  • 投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが貯まる(Tポイント等)
  • 三井住友カードでクレカ積立可能!積立額分でもVポイントが貯まる

楽天証券

  • 取り扱い銘柄数は170本以上!
  • 毎月100円から積み立て可能!
  • 保有残高が一定の金額に達したらボーナスで楽天ポイントが貯まる
  • さらに楽天カードで積み立てれば積立額100円につき1ポイント還元

松井証券

  • 取り扱い銘柄数は170本以上!
  • 保有残高に応じて現金還元サービス!現金バックは松井証券だけ!
  • 株主優待名人の桐谷さんが30年も愛用している歴史ある証券会社

auカブコム証券

  • 取り扱い銘柄数は150本以上!
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ傘下の証券会社だから安心!
  • 保有残高に応じてポイント還元アリ!毎月Pontaポイントが貯まる

マネックス証券

  • 取り扱い銘柄数は150本以上!
  • 毎月100円から積み立て可能!少額から始めたい人にピッタリ!
  • 保有残高に応じてマネックスポイント還元!各種ポイントに交換可

最後に

リスクがつきものの投資ですが、投資信託であればファンドマネージャーに運用をしてもらえるので、投資初心者の人でも思い切ってチャレンジできそうです。例えば、お使いのクレジットカードでもつみたてNISAは始められます。クレカ投資×つみたてNISAなら、税制優遇制度で効率的に資産形成をできるだけでなく、投資で貯めたポイントを普段のお買物に利用できるので、より「お得」な投資ができそうですね!

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