CMSのおすすめはどこ?ツールの種類や特徴についても徹底比較

  • 2025年6月19日
  • 2025年6月18日
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CMSは個人でウェブサイトを運営するための救世主となりましたが、種類が多い反面どのCMSを使ったらいいのか分からない人も多いことでしょう。そこでこの記事では、CMSのおすすめやあると便利なツールを紹介しています。同系統のツールなどを比較しながら紹介しているので、自分が使いやすそうなCMSやツール選びの参考にしてください。

ワードプレス

数あるCMSの中で最もおすすめなのはワードプレスです。プログラム言語のPHPで作られている上に、オープンソースなので様々なユーザーがプラグインを作っています。プラグインは自分で必要な物のみを追加できるので、必要以上にWEBサイトが重くなる心配がありません。

また、オープンソースCMSの中でもプラグインによるセキュリティ対策がしやすいメリットがあります。無料プラグインで手軽に導入できるタイプから、有料で様々な脅威からWEBサイトを守ってくれるタイプまであるため、予算に合わせたWEBサイト制作が可能です。さらに、ワードプレスにはテーマファイルというものが存在し、WEBサイトの運営用途に合わせて大きく仕様を変えることもできるカスタマイズ性が魅力的です。

【初心者向け】cocoon

ワードプレスのCMSでおすすめのテーマは、基本機能が充実しているcocoonです。cocoonの最もおすすめの点はXサーバーの推奨CMSになっている点で、導入もサポートしてもらえるので自分のサイトを初めて運営する人には非常におすすめです。また、SEOと呼ばれる検索エンジンのアルゴリズムに最適化されたワードプレステーマなので、WEBサイト制作に置ける初期の難しい設定は全て済ませてあります。さらにcocoon開発者は日本人で、公式WEBサイトで質問すれば丁寧に応えてくれるので、サポート体制も充実しています。

【上級者向け】CodeSnippets

ワードプレスのCMSでおすすめのツールは、自分でワードプレスに機能を追加できるCodeSnippetsです。CodeSnippetsはPHPやhtmlを使って、WEBサイトに機能を追加できるので、プログラムがある程度分かればぜひ追加してほしいプラグインです。実はワードプレスはデフォルトでも機能を追加できるオプションはありますが、仕様を理解していないと誤ってWEBサイトのデータが消し飛んでしまうリスクがあります。

しかし、CodeSnippetsのプラグインなら、万が一WEBサイトにテクニカルな問題がでた場合、強制的にCodeSnippetsの機能を無効化してくれます。そのため、自身が追加したプログラムコードに緊急性の高いエラーがないかをリアルタイムに観察できるメリットがあります。

【記事量産に便利】AdvancedCustomFields

AdvancedCustomFieldsは、CMSの中でワードプレスを使うときに、記事量産が便利になるおすすめプラグインです。AdvancedCustomFieldsをワードプレスにインストールすると、ワードプレスの編集画面に専用の入力画面が表示されます。そして記事を作成するときに、その入力画面に数字や文字を入力すると、記事にその入力した文字や数字が表示されるという仕組みです。

例えば通販で売られている商品を紹介するサイトを作るとします。しかし、商品の名前や値段を作成した記事に1つずつ入力するのは大変ですよね。そこでAdvancedCustomFieldsを使い、事前に商品の名前や値段を入力する場所を作っておきます。そして入力した名前や値段を特定の場所に表示する設定をしておくことで、記事のテンプレート化がしやすくなります。したがって、作成する記事の数が多ければAdvancedCustomFieldsが便利に思えてくる不思議なプラグインとして有名です。

【セキュリティ対策に】SiteGuardWP

CMSのワードプレスはおすすめですが、サイトの管理システムをウェブ上に設置するため、どうしてもセキュリティ対策がしにくい傾向にあります。そこでSiteGuardWPはインストールすると、サイトの管理画面のアドレスを悪意ある第三者に分かりにくくすることができます。例えばワードプレスは管理画面にアクセスするときに、パスワードを入力するページに行く必要がありますが、デフォルトでは知っている人ならある程度予想できるWEBページのアドレスになってしまいます。しかし、SiteGuardWPならパスワードの入力画面を表示するためのページを別のアドレスにすることが可能です。

他にも特定の手順を踏まないとWEBサイトの管理画面にアクセスできないようにすることもできるため、インストールするだけでもWEBサイトのセキュリティレベルが大きく改善します。

ECCUBE

ECサイトを作る予定の人は、CMSのおすすめはワードプレスよりもECCUBEです。ワードプレスと比較して本格的に使うなら月額有料プランに加入する必要がありますが、自分のサイトで商品の決済ができるようになります。そのため、広告収入を主な収入源としているサイトよりも利益が多く、ワードプレスと比較してサポート体制が整っているメリットがあります。特に楽天カードの決済をサポートしている点は大きく、自分のサイトで利用者がクレジットカードを使って買い物してくれることは何よりの自信になるでしょう。

ただし厳しい審査もあるので、まずはワードプレスで基本的なサイトの作り方を学び、本格的に利益を得られるような算段ができたらECCUBEを利用するのもおすすめです。

まとめ

CMSの中でおすすめはいろんなプラグインやテーマを使えるワードプレスですが、本格的に利益を追及するならECCUBEです。どちらのCMSも日本語サポートがついているため、初めてWEBサイトを運営する人にはおすすめです。ただし、確実に利益の得られるサイトならECCUBEのほうが使いやすいですし、広告収入なども検討するならワードプレスのほうが使いやすいでしょう。さらにワードプレスは様々な無料プラグインがあるので、自分の思い通りのWEBサイトを作りやすいメリットがあります。