井村俊哉は、元芸人から100万円を元手に日本株投資を始めました。2023年末に累計85億円を稼いだ井村俊哉は、芸人から投資家へ転身しました。日本の家計を豊かにしたいという思いで、将来は自分のファンドを作りたいと話しています。本記事は、井村俊哉の保有銘柄やおすすめ銘柄、学歴や経歴を紹介します。
井村俊哉の保有銘柄を紹介
井村俊哉がどんな銘柄に投資しているのかは、多くの投資家が気になるポイントです。井村俊哉は保有比率を柔軟に変えるスタイルのため最新の保有状況を把握するには、EDINETやIRBANKなどの公式開示情報を確認することが重要です。次は井村俊哉の保有銘柄についてお伝えしていきましょう。
富山第一銀行(7184)
井村俊哉の保有銘柄で、富山第一銀行(7184)があります。富山第一銀行は富山県を地盤とする地方銀行で、多くの地方銀行と同じく低金利や人口減少という厳しい環境に身を置いているのです。この銘柄の魅力は極端な低PBR(株価純資産倍率)で、直近実績でもPBRは0.88倍となっています。井村俊哉は2022年に金利正常化への期待を背景に、地方銀行株の大株主になったのですがインタビュー記事では地方銀行はすべて売却したと発表しています。
歯愛メディカル(3540)
井村俊哉の保有銘柄と言われているのが、歯愛メディカル(3540)です。歯愛メディカルは、歯科向け資材の通販分野で圧倒的な存在感を持つ企業です。ニッチ領域を制するトップランナーと言われています。全国約6万の歯科医院と直接つながる販売網を築き、極めて効率的な経営を実現しているのです。井村俊哉の保有株比率は4.74%に達しています。井村俊哉の保有状況は、2024年の半期報告書で初めて明らかになっています。同年12月末時点では保有比率が4.74%にまで増加し、第3位の株主となっていたことが確認されています。これは、まるでTOB前に静かに買い集めていたかのような動きとも受け取れるものです。やはり、先を察知する鋭い感覚は群を抜いていると言わざるを得ません。
サイボウズ(4776)
サイボウズは、チームワークが自然に生まれる社会をつくるというビジョンを掲げるクラウドサービス企業です。井村俊哉の持ち株比率は2.63%に達しています。主力プロダクトであるkintone(キントーン)が急速に利用者を増やしており、2025年には売上高が370億円を超える水準を目指す中期計画が進行中です。さらに、ROEは30%を上回る高い収益力を誇り、国内のSaaS領域では国産企業の中でも突出した存在となっています。
三井松島ホールディングス(1518)
井村俊哉の保有銘柄には、三井松島ホールディングス(1518)があります。三井松島ホールディングスは、かつて石炭を主力としていた企業ですが、現在は買収戦略に長けた持株会社へと転換しています。井村俊哉の保有比率は2.48%となっています。同社は旧来の石炭事業で蓄えた豊富な資金を活用し、積極的に企業買収を進めることで多角的な事業体へと姿を変えてきました。井村俊哉が2021年に5.22%を保有していた当時は、「石炭に投資する人などいるのか」という空気が強く漂っていたのです。しかし、彼はESG偏重による投資不足が石炭価格の高騰につながると読み切り、見事に成果を上げました。「人が選ばない道にこそ勝機がある」という格言を体現した象徴的な投資であり、井村俊哉の投資歴の中でも特筆すべき一例です。2025年も株価が73.89%上昇しており、パフォーマンスは非常に良好です。
住石ホールディングス(1514)
住石ホールディングスは「石炭からダイヤモンドへ」というスローガンのもと、社名も事業内容も転換を進めている企業です。井村俊哉の保有比率は、3.88%となっています。2023年には一時的に、14.19%超を保有し筆頭株主の座につきました。現在は3.88%まで持ち分を減らし、利益を確定させたと考えられています。2025年の株価推移はマイナス31.52%と厳しい状況です。個人投資家として広く知られるようになった井村俊哉ですが、2023年には「株式会社Kaihou」を共同で立ち上げたのです。そして、プロの資産運用者、いわゆる機関投資家としての道へ踏み出しました。
評価額は?
公開されているデータをもとにすると井村俊哉が保有する日本株の評価額は、おおよそ200億円規模に達していると推定されています。これは、主要銘柄の時価総額を合算したもので、オプトランや富山第一銀行、歯愛メディカル、サイボウズなど複数の企業への投資が含まれています。株価は日々変動するため正確な数字は常に変わりますが、公開情報から判断すると井村俊哉の株式ポートフォリオは約200億円前後の評価額となっていることがわかります。
おすすめはある?
井村俊哉がおすすめ銘柄を具体的に挙げることはありませんが、彼の投資行動や発言から「どのような企業を重視しているのか」という傾向は明確に読み取れます。井村俊哉は、投資家としての影響力が大きいため特定銘柄を推奨するような発言は避けています。しかし、彼が実際に投資してきた企業や講演・書籍で語ってきた投資哲学を整理すると、好む銘柄の特徴が浮かび上がります。まず、井村俊哉は高い収益性を持つ企業を重視しており、特にROE20%以上を一つの基準としていることが知られています。実際に投資してきた企業の中には、ROE30%を超えるような高収益企業も多く含まれています。また、ニッチ市場で圧倒的なシェアを持つ企業にも注目する傾向があり、競争優位性が明確なビジネスモデルを高く評価しています。
成長余地が大きい企業を好む
井村俊哉は中小型株で、成長余地が大きい企業を好む点も特徴的です。市場から過小評価されている企業を見つけ、将来的な成長によって株価が大きく伸びる可能性を重視する姿勢が見て取れます。加えて、経営陣の質や株主還元姿勢、IRの透明性など、企業文化や経営者の姿勢も重要な判断材料としているのではないでしょうか。また、井村俊哉は事業転換期にある企業にも積極的に目を向けています。構造変化のタイミングは市場が見落としやすく、適切に見極めれば大きなリターンにつながるためです。実際に、石炭企業からM&A企業へと変貌した三井松島ホールディングスや、事業転換を進める住石ホールディングスなど、変革期の企業に投資して成果を上げてきました。井村俊哉は特定の銘柄をおすすめすることはありませんが、彼の投資スタイルを理解すればどんな企業を選びやすいかは見えてきます。
井村俊哉の学歴
井村俊哉は水戸市立第四中学校、茨城県立緑岡高等学校を経て、群馬大学工学部機械システム工学科を卒業しています。その後に養成学校「スクールJCA」に16期・17期生として通っています。大学時代のあだ名は「なっとう」だったようで、理由はしつこいからだそうです。大学3年生の時にバラエティ番組を見て、人を笑わせる事に興味を持っています。
井村俊哉の経歴
井村俊哉はアルバイト生活をしながら、お笑い芸人としてデビューをしました。2011年にキングオブコントで、準優勝まで勝ち進みました。その後、2017年6月にトリオを解散しています。そして芸人を引退したのです。大学3年生から株式投資を始めて、2021年に通算運用益が80億円に到達しました。井村俊哉は2019年にYouTuberを支援するマネジメント会社Zeppyを立ち上げ、2021年には三井松島ホールディングスの株式を5%超取得し約9億円規模の投資で注目を集めました。さらに、中小企業診断士としての資格も持っています。
まとめ
バフェット・コードの情報を基にすると、井村俊哉の保有銘柄は現在8銘柄と記載しています。そんなに保有数が少ないにもかかわらず、80億も達成できているのは井村俊哉の戦略によるものでしょう。井村俊哉は株価が10~20%下落しても損切りは、一切しないというのも成功への架け橋となっているのではないでしょうか。
